グレイシー・エイブラムスが、【ロラパルーザ2025】で“ひとりきり”で踊る必要なかった。彼女のパフォーマンスには、集まった何千人ものファンに加え、ポップ界のパイオニア、ロビンもサプライズで登場し、「Dancing on My Own」をともに披露した。

　現地時間7月31日、【ロラパルーザ2025】のT-Mobileステージで行われたグレイシーのパフォーマンス中、スウェーデン出身のロビンがステージに登場すると、エイブラムスは驚きと感激の表情を浮かべた。ファンの大合唱に包まれながら、2人はロビンの2010年の代表曲「Dancing on My Own」を熱唱し、見事にハーモニーを奏でた。

　グレイシーは観客に向かって「ロビンに大きな拍手を！」と呼びかけた後、自身のヒット曲「Close to You」に繋げ、「Dancing on My Own」とのマッシュアップ・パフォーマンスを展開した。

　デュエットの途中に、2人がステージ上でハグを交わすシーンもあり、感動的なひとときとなった。

　米シカゴで開催された【ロラパルーザ2025】でのパフォーマンスは、グレイシーが初めて米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで2日連続の公演を成功させてからわずか数日後に行われた。彼女のセットが終了した後、ヘッドライナーを務めるタイラー・ザ・クリエイターがT-Mobileステージに登場し、4日間にわたるフェスティバルの初日を締めくくるパフォーマンスを披露した。

　4日間にわたる【ロラパルーザ2025】のヘッドライナーには、オリヴィア・ロドリゴ、ルーファス・デュ・ソル、そしてサブリナ・カーペンターも名を連ねている。さらに、ドーチー、ジョー、クレイロ、KATSEYE、ザ・マリアスを含む数十組のアーティストたちも出演した。

　グレイシー・エイブラムスが2024年のブレイクスルー・アルバム『Tザ・シークレット・オブ・アス』を引っ提げた【The Secret of Us Tour】も、まもなく終盤を迎える。ツアーは8月26日と27日にメキシコ・メキシコシティで開催される2公演で締めくくられる予定だ。